雨乞渕の滝は、静岡県浜松市天竜区を流れる天竜川支流の横山川の枝沢に懸かる落差10mの直瀑である。滝水は深い緑色の滝壺に勢いよく流れ込んでいる。その姿には秘境感さえ感じられる。すぐ下流の横山川の対岸に民家が立ち並んだ場所とはとても思えない。

静岡県浜松市天竜区役所付近から国道152号線を北上し9km程度の横山橋北詰から県道295線に入り1km程度の場所。横山川に架かる横山小橋から北に300m程度に架かる赤い橋が目印でこの橋を渡った先に滝。

「昔この渕に大蛇が住んでいました。この付近を七軒町といい七軒の農家があって干ばつの際笛太鼓をならしこの渕にて雨乞いをすると大蛇が出てきてそのしるしがあったのでいつからとなく雨乞渕というようになりました」 （天竜市商工会竜川支部むらおこし実行委員会）

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